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設立趣意
 文化財庭園は、我が国の文化を世界に知らしめる代表的な文化遺産であることは申すまでもありません。この文化財庭園の保存継承のため、日々維持管理及びその修理に努める我々の責務は重大であります。しかし、戦後の社会情勢はこれら文化財庭園の保存継承に重大な影響を及ぼし、日常の維持管理もままならない場合も発生し、その技術継承の機会や技術者が減少の傾向を見せております。こうした状況を鑑みるとき、世界に冠たる庭園文化を後の世代に伝える我々の責任の重さを認識せざるを得ません。
 しかしながら、庭園の具体的造形を日々維持している我々にできることには自ずと限界もあります。庭園を所有しまたは管理している立場の人と連携し、一体となってその保存継承に当たる必要があると考えます。また、文化庁や地方公共団体など、関係諸機関との協力を推進し、学識経験者を始めとする有識者との情報交換に努め、より広い視野に立った文化財庭園の保存継承のための活動を進めたいと思います。さらに、我々が獲得している文化財庭園を後世に保存継承するための技術を、次世代を担う技術者に伝承していく必要があり、このことが文化財庭園を永く後世に伝えることにつながるものと確信します。
 我々文化財庭園の保存継承に当っている技術者(庭師)は、ここに庭園文化に造詣の深い有識者と連携して「文化財庭園保存技術者協議会」を設立し。更なる研鑽を積み、文化財庭園を後世に伝えるために必要な後継者育成に尽力するものです。
平成14年2月11日
発起人代表 玉根 徳四郎
沿 革
 文化財庭園保存技術者協議会(庭技協)は、平成14年2月11日に設立、同7月8日に、文部科学大臣より文化財庭園保存技術が選定保存技術として選定され、本協議会が選定保存技術保存団体に認定されました。発足以来、熟練、若年、男女、地区を問わず入会者が増え、会員数は上昇の一途をたどっています。また、本協議会の主旨にご賛同下さる多くの方々のご後援もあり、全国各地からの問い合わせも増えています。今後はますます会員数を増やし、文化財庭園の保存継承と会員相互の技術向上、後継技術者の育成をはかり、文化財保護の一翼を担っていく所存です。
役 員
名誉代表  玉根 徳四郎(平安林泉)
代 表  加藤 末男(植彌加藤造園株式会社)
副代表  田中 宏夫(庭やなぎや)
 井内 光彦(井内庭園)
 松中 徹(有限会社松中造園)
監 事  藤井 清(養翠園・園主)
 加藤 友規(植彌加藤造園株式会社・代表取締役社長)
評議会員  龍居 竹之介(有限会社龍居庭園研究所・所長)
 田中 哲雄(元・東北芸術工科大学教授)
 尼﨑 博正(京都造形芸術大学教授)
 丸山 宏(名城大学教授)
 矢ヶ崎 善太郎(大阪電気通信大学教授)
 鈴木 久男(京都産業大学客員教授)
顧 問  安原啓示(元・文化庁記念物課主任調査官)
 中村 一(京都大学名誉教授)
事務局
事務局長  山田 拓広(NPOみどりのまちづくり研究所・事務局長)
事務局次長  吉村 龍二(株式会社環境事業計画研究所・所長)
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文化財庭園保存技術者協議会 〒600-8361 京都市下京区大宮通花屋町上ル NPOみどりのまちづくり研究所内 Tel/075-341-2600 Fax/075-361-0961